引き続き布団選びのコツについてお伝えします。
布団を選ぶのにもいろいろなポイントがありますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント⑧ ダニが発生しない
アレルギーの原因でもある、ダニの対策は非常に重要です。
東レの「ケパック」など防ダニ加工素材もありますが、東レ自身が「防ダニ効果は半年しかありません」と語っています。
そして、「ケパック」100%じゃないと「効果を保証しません」とも言っています。
羊毛を混ぜたり、木綿わたを混ぜたりすると防ダニ効果はないに等しいということです。
しかし、羊毛や木綿わたの混紡なのに「防ダニ」と表示しているお店がありますのでご注意ください。
ダニ予防は、布団に掃除機をかけるのが一番ですが、他にも対策方法はいろいろあります。
ポイント⑨ 「洗える」または「洗わなくてよい」
最近、洗える布団が増えました。
アレルギーや夜尿症、ペット、汚れなどの観点や、ダニ対策などのニーズが増えたためと思われます。
ただ、最初から洗うことに重点を置いているため、その多くは、洗うと保温力が低下したり、
身体を支える力がはじめからなかったりという難点があるのも事実です。
そもそもの問題ですが、健康の条件を満たすことなく、ただ「洗える敷布団」ということだけが先行しているのです。
やはり、健康面が充実され、洗わなくてもよい敷布団の方が望ましいですね。
たくさん洗って、きれいさっぱりなら、敷布団カバー・シーツ・敷パットをどんどん洗う方が、
頻繁に洗え、すぐ乾き、気持ちいいと思います。
もちろん、どうしても、洗わないといけない人もいますので、
そういった方はある程度妥協するしかありません。
ポイント⑩ ベッドでも使用できる
ベッドのマットレスは少しでも長く使いたいものですね。
大事に使用すればある程度長持ちさせることは可能ですが、どうしてもだんだん快適性が失われてきます。
最近「昔買ったベッドのマットレスが古くなったので、腰が痛くなるようになった」という人が増えています。
それと同時に、
「スプリングを処分するのが大変」
「もう少し使いたい」
「高いものなので買い替えるのはもったいない」
などの理由で、ベッドのマットレス上に乗せられる敷布団マットレスを探す人が増加しています。
古くなって船底のようになったスプリングマットレスにベッドパットでは、腰が悪くなるのは当然のことです。
敷布団に背骨を支えられるしっかりした硬さがあれば、ベッドマットレスの上にコンパネ(ベニヤ板)を敷いて、
その上に敷布団を敷いて使用するのが実は快適で、腰にもいいので、ぜひお試しください。
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